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生きること、思うこと
第351章 我慢比べ

そこから、お互いの「我慢比べ」が始まります。
お互いにこの我慢比べが始まると離婚した方が良い様なのです。
私は離婚することに反対はしません。
何故なら、離婚して不幸になったと言う人と出会ったことがないからです。
私も離婚経験があるので言える事なのですが、離婚して不幸になったとは思っていません。
夫婦がお互いに我慢比べをしているうちは、本当の意味で幸せではない様に思うのです。
結婚生活は「我慢」する事ではないと思うのです。
お互いの「良い面」を見つけ出しお互いに「尊敬し合う」関係だと思うのです。
我慢比べをしている間はお互いの良い面を見つける事は出来ないと思います。
そこにはお互いの信頼性や尊敬などの概念は存在しないと思うからです。
なので、我慢比べを何年も続ける必要はどこにもないと思うのです。
結婚生活とはお互いの尖った角を落とす作業でもあると思います。
自分の人格を磨くために結婚相手は存在する様なのです。
結婚相手だけではありません。
親子関係や兄弟姉妹関係、職場の人間関係なども同じだと思います。
人格を磨くとはどういう事でしょうか。
それは、いついかなる時でも「イライラしない、不機嫌にならない、怒らない、怒鳴らない」という事ではないでしょうか。
いつもニコニコとして明るく温かな太陽の様な人となる事ではないでしょうか。
こうしてお話ししている私でも、ついイラっと来てしまう時があります。
そんな時は、いつも反省するのです。
私もまだまだ人間として「角」が取れていないと思うのです。
「角」を落として「丸」くなると言うことが「人格者」になる事かも知れません。
我慢比べをしている期間と離婚する事はエネルギー的にも同じような気がするのです。
もし、離婚するに至らないのならば夫(妻)の良い面を見つけて行けると良いと思います。
ご縁があり結ばれて晴れて夫婦になったのです。
いがみ合い、我慢比べなどせずにお互いの良い面を見つけ出し尊敬し合える間柄になれる方がずっと良いと思います。
自分が変わっていつもニコニコとして太陽の様に明るく温かくなると自然と相手もその様になると思うのです。
皆さんも、小さな天照大神さまの様な存在になってみてはどうでしょうか。
今日も最後まで読んで頂きありがとうございます。

