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ジッパー様
第16章 刺激を求めて
「……はあっ……」


 考えていたら、また身体が疼いてきた。
 ジッパー様みたいに、したい時にできないからフラストレーションが溜まって仕方ない。


 私は頭を冷やすために、庭に出た。
 外は気温が低く、冷たい空気が私の熱を冷ましてくれる。


「きれい……」


 山は色とりどりの紅葉で綺麗だった。しばらく眺めてると、だんだん気持ちも落ち着いてきた。


「そろそろ戻ろうかな」


 すると、ドサッと何かが落ちる音が近くから響いてきた。


「なに……?」


 音は三回響いた。
 何か重たいものを上から下に落としたような音だ。


「……っ……」


 怖いけど、一体何の音なのか気になる。
 私は恐る恐る、音のした方へ歩いて行こうとすると、誰かに腕を掴まれた。




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