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ジッパー様
第16章 刺激を求めて
「……んっ……はぁ……」


 知らなかった。足の指を舐められるのが、こんなに気持ちいいなんてっ……。


「セイヤは私の犬だ、存分に楽しむといい。ただ今から大事な会議がある、声は我慢してもらいたい」

「えっ……」


 伊崎社長はそう言うと、私の隣でパソコンを開いてリモート会議を始めた。かろうじて私の姿はギリギリ映ってない。でも声を出せば何をしているのかバレてしまう。


 私は伊崎社長の横顔をチラッと見た。
 こんなことをしてまで、私の顔を見たいだなんて変わってる。伊崎社長の周りになら、それくらいの要望に答えてくれる女性は沢山いるだろうに……なぜ私なの?


 それにセイヤさんが伊崎社長の犬ということは、伊崎社長の命令なら何でも従うってことだ。やめてとお願いしても、やめてくれない可能性がある。




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