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エロまんが的☆讃/官/思/温/
第8章 インストール
『彼氏とマンネリ化してきたら』をキャッチコピーに売り出されたソフトウェアシリーズ。脱マンネリというか、草食男子一色になりつつある現代における救世主なんじゃなかろーか。
「ねーねー。トモロー。ちょっと試してみよーよー」
私は幼なじみの友郎の背中をつついた。
「なに?新しいソフト?」
「キャラクター設定は私がしてあげる」
あんまり興味もなさげに私の話を聞き流してる、むしろしめしめなんだよ。草食男子筆頭みたいな顔して私を無視しくさったことを後悔するがいい。
半ば強引に友郎のシステムに介入して手早くインストール開始。やっと読んでた雑誌から顔をあげて私を見たけどもう手遅れだぞ。
「キャラクター設定?」
「じゃーん。色々あったんだけど今回は吸血鬼にしてみました!ほんとにトモロー、吸血鬼みたいなキャラになるのかなー?楽しみー」
友郎はソフトウェアのパッケージを私から奪った。
「これ、人格操作ソフトじゃ……おま、」
「一度試してみたかったんだよねー」
インストール完了。
友郎の動きが止まった。
「……すぐ、やめ」
「なんでー?」
無邪気を装う私の前で少し苦しげに喘ぐ友郎がちょっと色っぽい。
「こっれ、やばぃって……っ」
「どうどう?どんな感じなの?」
友郎の目の動きがせわしくなって、見たことないくらいギラギラしてた。ゾクゾクする、まるで襲われそう。
粗い呼吸を肩でして、私から離れようとする。すかさず私は友郎のシャツを掴んだ。
「 っ」
「我慢しなくていーんだよー?」
見せつけるように首筋をさらしてやると、友郎ののどがゴクリと音をたてた。発情してる友郎を見るとこっちまで興奮する。
ギリギリ残る理性と、吸血鬼の本能の狭間で葛藤してる友郎をそっと抱きしめて誘った。恐る恐るといった具合に友郎の舌が伸びてきて私の首筋を舐める。生暖かい感触に思わず震えた。
ぽろろん♪と軽やかな電子音が終了を告げる。抱き合ったまま友郎が呟いた。
「………………何してんのお前」
「三分たっちゃったー。早すぎー。五分設定にすれば良かったー」
「…………三分たっちゃった、じゃねえよ。お前のせいで、」
「トモロー勃起してる!」
「見んな。つうかこんなもん使うな。アホか」
「もっかいしよ?今度は狼男で」

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