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私の家庭教師はAV男優
第108章 (終章23)
「なんでもない」

クラッチをバンッと離してアクセルを力強く踏んだ。

車は急加速してシートの背もたれに体が張りつく。

「違反になるぞ」

「心情って運転に出るやんね」

「俺には関係ないだろ。安全運転で頼むよ」

「真っ直ぐ走るだけやけ、大丈夫」

「スピードだよ」

「もう着くやん」
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