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私の家庭教師はAV男優
第95章 (終章10)
「永霧は電話に出ない」

愛はスマホを見つめて言う。

「おっさん。さっきのハゲ頭を捕まえられたのかなぁ?」

りのは髪を耳にかけた。

すると、玄関のドアが開き、空の父親が血相を変えて入ってきた。

「あ、おっさん。さっきのハゲは?」

りのの言葉を無視して押入れに顔を突っ込んだ。

押入れの奥に置かれた黒色のゴミ袋を取り出す。

そして、床にゆっくりと置いた。
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