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第95章 （終章１０）

空の父親はギロっとりのを見て

「俺は刑事だ」

りのは空の父親を睨み

「刑事でも悪いことをしたら捕まるじゃんよ」

空の父親は笑い

「ははっ！この派手頭の方がよっぽど男気があるな」

りのは胸ぐらから手を離して

「褒められてんのかどうかわかんねぇよ。てか、派手頭ってなんだよ？」

空の父親は笑いながら

「そんなキンキンな髪の色をしてるから派手頭って言ったんだよ」

りのはプウッと頬を膨らませて

「私はりの。見た目のまんまのあだ名をつけんなよ」