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レモンティーな朝焼け―母娘調教―
第61章 対面
「あ・・・・あああ・・・・」

香奈子は官能の波が引き始めるのを、ウットリした表情でかみ締めていた。

立ち込めていた霧が晴れるように、視界が徐々にクリアになっていく。

「マ・・・マ・・・・」

呟きが耳に響くと同時に、香奈子の両目が大きく開いた。

「ええっ・・・・・?」

驚き表情のまま、凍りついている。

「け、圭子・・・・?」

搾り出した声が娘の名を呼ぶと、圭子は恥ずかしそうに目を伏せた。

「ごめんなさい、ママ・・・」

「まさか・・・・そ、そん・・・な・・・・?」

混乱する頭で香奈子は必死に考えていた。

だが、浮かび上がるのは残酷で不条理な事実だけだった。

(わ、わた・・・し・・・・なんて事を)

娘に愛撫されていたのだ。

泣き出しそうになる香奈子の目の前に、男が近づいてきた。

「ああっ・・・・ああああ・・・・」

香奈子は切ない表情で竹内を見上げている。

「フフフ・・・・」

少女の背後に跪いた男は、不敵な笑みを浮かべながら細い身体を抱き寄せた。
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