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トパーズ
第2章 新たな恋
「一人暮らし?なんで?」

「母がフランス人と再婚して4月の頭にパリに行ってしまって…」

「そうなんだ。
1人じゃ心配だな?
取り敢えず、もう一回、薬飲んで寝ると良いよ。
薬はどこにある?」

「鞄の中に入ってる小さいポーチの中です」

ポーチを私に渡すと、
キッチンの冷蔵庫からミネラルウォーターのペットボトルを持って来てくれて、
蓋を緩めてから渡してくれた。

「ありがとうございます」と言って、薬を飲むと、
私は布団に潜り込んで、
丸まって眠ってしまった。
時々、激痛で苦しみながら、
なんとなく痛みが和らいできたような気がしていた。



ピンポーン…
と、インターホンが鳴ったようだったけど、
私は起きることも出来なかった。

何か声がしているような気がしたけど、
そのまま眠り続けた。

また、インターホンの音がしたような気がした。
ナプキンも替えないと大変なことになってるかもと思って、
何とか起き上がって、廊下の壁に捕まりながらお手洗いに行った。

案の定、後ろ漏れをしていて、
絶望的な気持ちになりながら、
浴室に行って、シャワーで清潔にしてから、
汚れた下着を水洗いして、洗濯機に入れた。
きっとシーツも汚れてしまっているだろうけど、
そこまで変える体力はなかった。

制服のスカートも怪しかったので、
手洗いしてからネットに入れて、
お洒落着洗いコースをセットして、
ジャージとTシャツに着替えてキッチンに行ったら…


何故かそこには、
英語の先生とミラノ、
それに半年も音信不通だった家庭教師の山本先生がダイニングテーブルに座っていた。


私は状況が飲み込めなかったけど、
薬が切れてきたのか、
また激痛に襲われて座り込みそうになってしまった。

一番近くに座っていた英語の先生が慌てて立ち上がり、
支えながら抱き上げて、ソファに連れて行ってくれた。


なんなの?
この状況?


痛みと貧血で、気を失いそうになりながらも、
「あの…なに、これ?」と言ってしまった。
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