パソコンから！ケータイから！スマホから！無料でどこでも気軽に楽しめる官能小説サイト

第66章 ３日目・午前２　知らされる淫らな真実

タケトくんのこと、
わかっていないことばかりだけど、
純粋な一面もあるのは確かなのよね。
今は、それ以上にやらしいところが
前面に出ているけど。


「カコちゃんに会いたいなって
思ったけど、ボクから連絡するのって、
初体験に浮かれて、それを報告するみたい
って思われたらイヤでしょ。
実際は、すぐ終わっちゃったんだけど。


でも、カコちゃんいない部屋なんて、
寂しくて、気になって眠れなくて、
初体験のことなんてどうでもよくなって、
徹夜で勉強して気を紛らわせてた」


タケトくん、、、
怖いけど、妙に優しいところもある。
けっこう繊細なのね。


「次の朝早く、帰ってきて、
そーっとドアが開けられて、
よかったぁ、タケト、ひとりだったって、、、。
さすがに女子大生と顔は合わせたくなかったみたい。
お泊まりして、二人でベッドにでもいたら
ヤダなって。


そのまま、カコちゃん駆けてきて、
勉強してるボクに、
タケトぉ〜って抱きついてきて。
初体験したのに勉強してるなんて、
バッカじゃないのって。


カコちゃんがいなくて、
寂しくって、、、って言ったら
カコちゃん泣きながら抱きしめてくれた」


「佳奈子さん、強がってて、
でも、きっと、
すごい会いたかったんじゃないかな。
タケトくんが、どうしてるのか
気になって、嫉妬もして、
胸が張り裂けそうだったんじゃないかな」