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喪服奴隷・七菜~香織の巻~
第4章 判決
姉妹して、相手を責めるより、自分の落ち度が気になるんだろう。
俺にとっては都合のいい性格だがな・・・
もうひとつ気になることを聞いてみよう。
「あの日記に書かれていたことがもし本当だとするなら
香織にはどうするつもりだ?話すのか?」
『もしご主人様が、口止めしたいとおっしゃるなら
私は、ずっと心の奥にしまっておきます。決して干渉しません。
きっと香織にも落ち度があったんだと思います。
もう大人ですから、自分で判断できるはずなんです。
いまの私にとって一番大事なのはお腹の子なんです』

そこまで聞いて、省吾はようやく胸を撫で下ろす。
これからは七菜の罪の意識につけ込んで、好きにさせてもらおう。
しかし香織も可哀そうに。姉に捨てられたも同然ではないか。
七菜に真相をバラされたら、香織を失うし、七菜も失う。
それが姉妹揃って俺の奴隷になるんだから、笑いが止まらないってやつだ。
しかも待望の俺の子を七菜が妊娠してくれた。これは慶事だ。
七菜は自分の子という意識が強すぎるようだが、俺の子でもあるわけだ。
「わかった。認知することを約束しよう。
その代わり七菜!絶対に俺を裏切るなよ」
『ありがとうございます、ご主人様』深々とお辞儀をする七菜だった。

「さっそくだが、今着ているものを全部この場で脱ぎなさい。
七菜のお腹が今どうなっているか、見たいんだ」
省吾は立ち上がると、部屋の暖房スイッチを入れる。
古い家屋だけに、部屋の隅々まではエアコンが行き渡らない。
これからの時期、七菜を全裸で生活させるにはムリがあろう。
お腹の子にさわってもいけないから、何か対策を考えるか。
「この家に居ても、もう全裸でいる必要はないからな。
自分で好きな服装を考えなさい」
七菜は、省吾の気遣いに微笑みがこぼれる。
逮捕されてから初めて見せる笑顔だった。
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