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向日葵の姫君~王女の結婚~(「寵愛」第三部」)
第4章 発覚
「え―」



 予期せぬ老人の説明に、セリョンは物問いたげな眼を向ける。



「お前さんとあの若いのと二人で持つと良い」




 老人は指輪を手のひらに乗せ、陽の光にかざした。すると、小さな指輪がまばゆい燦めきを放った。
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