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向日葵の姫君~王女の結婚~(「寵愛」第三部」)
第16章 絆
「返済の期限をひと月後と決めたのは、お母さんじゃなくて向こうのウォルソンの方だった。証文に署名するところは、私も立ち合ったから証言できるわ。それで、ひと月が経ったのが数日前、ウォルソンは翠翠楼に姿も見せやしない。一体、どうしたことかと流石に、お母さんもおかしいと思い始めていた矢先、義州から人が来たのよ」
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