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略奪
第1章 嵐の前の静けさ
亜美の出張に行く朝がきた

タクシーの前で、亜美は夫である智也にキスをねだる

軽く頬にキスを智也はすると、亜美は「舌を絡ませて」とねだる

しかし智也は答えず、少し強引に亜美をタクシーに乗せた

亜美は智也を少し睨んだ顔を見せながら、タクシーを走るように言い、タクシーは走り出す

部屋に戻り、休日の智也はベッドに戻ろうとした

するとLINEの着信を知らせる音が鳴ると、智也はスマホを手に取ると、送信者は秘書課の真澄、最近、少しずつ距離が縮まり出した女である

「ファックス用紙20枚お願いします」

これはあくまでも二人だけの暗号、智也は真澄に電話をした

「おはよう、今出たから、15時過ぎで良いかな?」

「おはようございます、大丈夫です」

電話を切り、智也は再び眠りに落ちた

昼過ぎた頃、部屋のインターホンが鳴る

寝ぼけた声で智也が出る、すると七海が立っていた

「どうしたの?」

「忘れ物したみたい、開けてもらえる?」

七海はたまに遊びに来ることは知っていた、智也は警戒なく七海を家に入れた
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