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永遠の愛を奪って
第7章 はじめてのお泊まり

ぽかんとした表情をしながら青木くんが見ている私の格好は、半袖半ズボンで大事な部分の肌がしっかりと隠れていた。
もう二十代後半。歳を感じるようなになってきた部分はなるべく隠したい。
「それはそれで可愛いけど、小春って変わってるな」
「違うの?今の時代、男だってラッシュガードを着てる人もいるじゃん。丁度、着てる人もそこら辺にいるし」
「まぁ、そうだけど……。……でもその水着がピッチリしてるから小春の体型が分かってエロくていい」
「やっぱりエロい方に持っていくんだ?」
「いやいや、最初に可愛いって言ったから一番の感想はそれだから」
それならいいか……。
ビキニを着るほど体型に自信はないから有難い感想だ。
「人が多いな。離れて迷子にならないように歩く時は手を繋いでいような。朝の時みたいに勝手に離すなよ」
「うん。気をつける」
手を繋いで歩き、プールに入ってから青木くんと水を掛け合って遊ぶ。
水が滴る肌を見ていると汗を滲ませながら抱かれている時のことを思い出してドキドキしてしまう。
「なぁ、小春。さっきから気になってたんだけど……」

