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ディープフォレスト
第1章 儀式


再び戻ってきたエバーが
口移しで
樹液をくれる。


記憶が曖昧で
現状がわからないが

その分
エバーから伝わる感触は
鮮明だった。


まるで
長いこと冬眠に近い
仮死状態だった体に

春が来たように

脈々と
血が巡り出し
体温が上昇する。


「お加減はいかがですか、フォレスト様」


目の前のエバーが
照れた顔で訊ねてきた。


「…………フォレスト、さま?」


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