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ディープフォレスト
第1章 儀式
「んー!んー!」
エバーが
軽く胸を叩いて
抗議をしたが
解放される様子はない。
まるで
喉の渇きを潤そうと
エバーの唾液にまで
飢えているみたいだ。
(放してくれたら、またすぐに樹液とってくるのに…)
さっきまで
グッタリとしていたのに
彼の腕の力は
エバーでは
振り払うことも出来ない。
たくましい腕の中で
エバーは非力だった。
でも
相手が単に
熱や栄養を欲してると思えば
何ら不快な気持ちはない。
それどころか
絡み合う舌の感触に
どんどんと
うっとりしてしまう。

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