この作品は18歳未満閲覧禁止です

- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
ディープフォレスト
第4章 言霊
(視界が霞んできたな)
アキトは
眉を潜めた。
フォレストの撒き散らす
花粉か胞子か霧か、
よくわからない
それを
長く吸うのは危険だ。
幹の窪みや根の間を
くまなく探していくには
時間がかかる。
(まだ、大丈夫だ)
どんどんと奥へ進み
儀式の部屋に出た。
「ここは真っ先に破壊するか」
男がいなくなり
部屋もなくなれば
人類は滅ぶということだろうか。
アキトは
ゴクリとノドをならした。
そんな先のことまで
アキトにはわからない。
責任を問われても
何も出来ない。
ただ
自分の理念に反するのだ
ここの存在が。

作品検索
しおりをはさむ
姉妹サイトリンク 開く


