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ディープフォレスト
第4章 言霊


「泣かないでエバー。どうすればいいかなんてわからないわ。なるようになるしかないの。だから貴女はアキトを追いなさい」


驚いたエバーが息を飲む。

フォレストの森へ向かった
アキトを追って

自分は何をするのか。

アキトを殺すのか
アキトを止めれるのか

何も出来ず
フォレストが
焼かれるのを見るだけか。


「私、こわいっ」

「リシュはアキトについて行ったのでしょう?」


耳元に響く
タァーナの声に
エバーは戸惑う。

アキトにベッタリの
リシュを思い出す。


「きっとリシュのほうがエバーよりもアキトを好きなのね」

「そんなことない!」

「そうかしら?」


エバーは
唇を噛んだ。

怖がってばかりで
前に進めない、

そんな自分は嫌だった。


「私、アキトが好き!」


「ふふ。コドモは単純ね。でもそこがエバーのいいところよ」


タァーナが
嬉しそうに目を細め
エバーの手をとる。


「悔いのないように自分の気持ちに正直に生きればいいの」


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