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ディープフォレスト
第1章 儀式


血色の悪い
冷たい体を
さすって温めながら

観察をする。

指先は太くて
ゴツゴツしているし

一体何だろう。


あちこち眺めたあと
やはり視線は
足の間に引き付けられた。


(何がついてるんだろう。ちょっとだけ触ってみようかな)


肩から背中から
ゴシゴシと撫で回していた
自分の手を

ゆっくり
腰の辺りに移動した。


そのまま
太ももを片方ずつ
摩擦で温め

チラチラと
揺れ動くそれを
目で追う。


(体からはえてる。きっと体の一部なんだ。……きのこかと思った)


足の先まで
丹念にマッサージすると

全身が
だんだんと血色がよく
色付いてきたようだ。


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