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処女(はじめての)寝取らせ/貸し出された若妻
第11章 寝取らせ・再び

「相変わらずだな、君は……」
フッと呆れたように高木が笑う。
その視線はタツヤには向かない。
まるでタツヤを歯牙にもかけぬような余裕の態度――
目的は、ただミキの身体。
それを隠そうともしない、男の空気が漂う。
カタン、とコーヒーカップがテーブルに置かれた。
「やあ、ありがとう。助かるよ」
ミキに向けられる微笑。
そのまま視線は、ミキの顔から胸、腰、そして脚へと、舐めるように下りていく。
その眼差しだけで、ミキの内側にじわりと熱が広がった。
しばし雑談が続いた。
だが、ミキの緊張は次第に高まっていく。
私、ホントにまた高木さんと――――
もう待ち切れないとばかりに、タツヤが声をかける。
「ミキ、そろそろ……シャワー、浴びたら?」
ミキは小さく頷き、ソファから立ち上がった。
ぴったりと張り付いたスキニージーンズが、丸みを帯びたお尻を際立たせる。
緊張と期待に体が火照り、無意識に腰を揺らしてしまう。
タツヤも高木も、その艶やかなラインに目を奪われた。
ミキ自身、気づかぬまま色気を振りまいている。
バスルームへ向かうその背中に、高木の熱い視線が絡みついた気がした。
ドアに手をかけたミキは、ふと振り返る。
高木と目が合う――――
その瞬間、下腹が甘く疼く。
そっと唇を噛み、慌てて視線をそらす。
扉が閉まる音だけが、静かに部屋に残った。

