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雄二
第1章 別れようよ
やっぱり留守電ね。
時間作って、って言ってもいつになるかわからないよね?だからこのまま聞いてね。
あたし達別れましょ。もう雄のことがわからなくなっちゃったのね。
長すぎたよね、この関係。あたし、もういっぱいいっぱいだから…
ごめんね、雄…



あたし、何で泣いてる?ぽろぽろ涙が落ちてくる
あ、でもこのまま涙が止まるまで泣いたらもう忘れよう
…たら、…れば、だけは考えたくない。この14年は幸せだったんだから。

雄の歯磨きコップ、歯ブラシ、箸、茶碗、随分あるね。服やパジャマ、タオルやサンダル。


留守電を入れて、みのりは雄の部屋の鍵を持って家を出た。

この鍵、もう、要らないものね…



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