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さらに近くてもっと甘い
第10章 一番近くに

「あっ…へ、へんっ…かなっ…?」
「……なんでそーなんだよっ」
浩平は、愛花の言葉に半ば呆れながら、まるでマーキングをするように、愛花の内股に口付けた。
不安そうな言葉ばかり口にする愛花が、どうしても浩平には解せない。
こんなにも想っているのに…伝わってないのか…?
同じように不安になりながら、浩平はその熱い手で愛花の足を掴む。
「愛花は何着てても似合うよ……っ」
「っ……ぁっ……」
声を漏らしながら、愛花はギュッとシーツを握った。
嬉しいことばかり…浩平くんは言ってくれる……
好きだから不安になることもあるけど
きっとそんな必要はないのかもしれない────
「そ、そこはっ…あっ…」
「……触るよ」
ゴクリと唾を飲みながら、浩平は、下の水着をゆっくりと脱がせる。
そして、そっと優しくそこに指を這わせた。

