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終わりの向こう側
第2章 母の生き様

母「途方に暮れた私は沢木君との
最後の思い出の地である
ここへ流れ着いたの」
私「母さん、そんなにも沢木の事が
好きだったのかい?」
母「好き?そうね、好きだったわ。
でも、・・・。」
私「でも?」
この時、母が上を向いて
真っ直ぐな視線を向けて来た。
感情を感じられる眼差し。
母「本当に好きになったのは、
あなた達の所から逃げた後だった。
当初はお父さんが許してくれるのなら、
もう一度、やり直したかった。
でも、彼に説得されたのよ」
母の零れ落ちる涙。
私「何を?」
最後の思い出の地である
ここへ流れ着いたの」
私「母さん、そんなにも沢木の事が
好きだったのかい?」
母「好き?そうね、好きだったわ。
でも、・・・。」
私「でも?」
この時、母が上を向いて
真っ直ぐな視線を向けて来た。
感情を感じられる眼差し。
母「本当に好きになったのは、
あなた達の所から逃げた後だった。
当初はお父さんが許してくれるのなら、
もう一度、やり直したかった。
でも、彼に説得されたのよ」
母の零れ落ちる涙。
私「何を?」

