この作品は18歳未満閲覧禁止です

- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
ラブプレイ〜Hな二人の純愛ライフ〜
第33章 ラブライフ

一言文句だけは返すものの、この間のバイトの撮影もスタッフには好感度だったらしい。
現場を味方につけていけば仕事は小さいながらもやってくる。あとはそれをモノにできるかは本人次第。
光の君、撮影後──
控え室に来た舞花は物言いたげな顔で俺の前に立っていた。
「お疲れ、撮影頑張ったじゃん…」
俺はスニーカーを履きながら思ったことを正直に口にした。
舞花は黙ったまま隣の椅子に腰掛けていた。
「芝居も見れるようにはなったかな……」
ポツリと口にする。
俺は靴紐を結び終えて顔を上げた。
「完璧とは言えないけど進歩はしてる。俺はそれでいいと思う。自分で満足できないなら舞台を観に行ったらいいよ、勉強になるから」
「………」
舞花は俺の言葉を黙って聞いて頷いた。
「この世界で頑張る気でいるなら応援するから。大女優目指してみてもいいんじゃない?」
本気でやる気なら俺なりの後押しはいくらでもしてやれる。それこそ演技の腕が上がったら知り合いの監督にも紹介はできるわけで。それは子役からやってきた“ツテ”ってのも少なからず俺にはあるわけだから…
俺はそう思いながら舞花に笑みを向けた。
舞花も自然に笑う俺に気をほぐしたのか笑顔を向ける。
脱いで肌を見せたお陰か今まで頑なに意地を張ってきていた箍が外れたのか一皮剥けた感じがする。
この日──舞花は女優として大きな一歩を歩き出したのかも知れなかった。
現場を味方につけていけば仕事は小さいながらもやってくる。あとはそれをモノにできるかは本人次第。
光の君、撮影後──
控え室に来た舞花は物言いたげな顔で俺の前に立っていた。
「お疲れ、撮影頑張ったじゃん…」
俺はスニーカーを履きながら思ったことを正直に口にした。
舞花は黙ったまま隣の椅子に腰掛けていた。
「芝居も見れるようにはなったかな……」
ポツリと口にする。
俺は靴紐を結び終えて顔を上げた。
「完璧とは言えないけど進歩はしてる。俺はそれでいいと思う。自分で満足できないなら舞台を観に行ったらいいよ、勉強になるから」
「………」
舞花は俺の言葉を黙って聞いて頷いた。
「この世界で頑張る気でいるなら応援するから。大女優目指してみてもいいんじゃない?」
本気でやる気なら俺なりの後押しはいくらでもしてやれる。それこそ演技の腕が上がったら知り合いの監督にも紹介はできるわけで。それは子役からやってきた“ツテ”ってのも少なからず俺にはあるわけだから…
俺はそう思いながら舞花に笑みを向けた。
舞花も自然に笑う俺に気をほぐしたのか笑顔を向ける。
脱いで肌を見せたお陰か今まで頑なに意地を張ってきていた箍が外れたのか一皮剥けた感じがする。
この日──舞花は女優として大きな一歩を歩き出したのかも知れなかった。

