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愛されたくて ~わたしってイケナイ人妻ですか?~
第14章 亮輔…出逢い

その子は、亮輔と名乗った。



原付で定時制高校へ通う
いわゆる働く少年だった。



中学生時代にむちゃをやって
昼間の高校へは行けなくなった。



どこにでも居そうな
やんちゃな男の子。



1日に何度もくれるメールには
友達のことや彼女のことが
事細かく書かれていて。



喜怒哀楽の激しい
亮輔の人柄が滲み出ていた。



そんなメールは
私に遥か昔の学生時代の
懐かしい気持ちを思い出させてくれる。



『みゆき、聞いてよ!

 ミカが
 オレとユージの二股かけとってんでー!

 許せると思うかー?』



「じゃ、別れたらいいんじゃないの?」



『けどなー。。

 オレ
 ミカのこと諦められへんねんっ!』



「じゃ、許してあげるしかないよね?」



『そうねんなー。

 けど、腹立つしなー』



そんな調子で
私は亮輔の愚痴に付き合ってあげる
お姉さんのような存在

…だと思っていた。




あの日までは―――。






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