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身代わりの王妃~おさな妻~続・後宮悲歌【후궁 비가】
第4章 第一話【桜草】 蜜月と裏切り

「とりあえず話より水を飲め」
水の入った椀を手渡され、一息に飲み干す。
「ああ、助かった。死ぬかと思った」
ユンが声を立てて笑う。
「今日は知らなかったそなたの一面が色々と見られて興味深い」
「で、何の話なの」
明姫が話を振るのに、ユンは頷いた。
「お祖母さまのことだ」
「そのことなら話は済んだ。もう良い」
「良くない」
ユンは、二個目の揚げパンを取ろうとした明姫から、さっと取り上げた。
「あっ、私の揚げパン」
「きちんと話をしたら、揚げパンは返してやるから」
水の入った椀を手渡され、一息に飲み干す。
「ああ、助かった。死ぬかと思った」
ユンが声を立てて笑う。
「今日は知らなかったそなたの一面が色々と見られて興味深い」
「で、何の話なの」
明姫が話を振るのに、ユンは頷いた。
「お祖母さまのことだ」
「そのことなら話は済んだ。もう良い」
「良くない」
ユンは、二個目の揚げパンを取ろうとした明姫から、さっと取り上げた。
「あっ、私の揚げパン」
「きちんと話をしたら、揚げパンは返してやるから」

