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第36章 真実

　あろうことか、夢龍を陥れたのは平府使の弟であった。御使として府使の悪事を暴いた夢龍を逆恨みして、復讐を企てていたのだ。






　賭場で見つけた朴を相棒にし、朴の情人の妓生を使い、夢龍の酒に眠り薬を入れた。酒に強い夢龍がなかなか眠らないため、ついに業を煮やした平ギルボクの指示で、チャンウォルが鉄扇で夢龍の頭を殴打した。