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僕は、ヱッチな小説を書キてゐゑ
第9章 コンテスト受賞作の作り方

何故そんなことをするのかというと、第七章でも少し扱いましたが、「そもそもなんでコンテストというものがあるの?」って所から考えたい。
理由は色々ありますが、ここで重視したいのは「話題を作れるから」です。
これちょっとコンテスト以外でデビューした人じゃないと実感としてわかりづらいかもしれないですけど、コンテスト受賞作ってめちゃくちゃうらやましいんですよ。これは他のプロの先生方もきっとそうだと思う。
コンテスト受賞の最大のメリットは「話題がある」ことなんですね。
それだけで出版社が検討する初版発行部数が違う。
話題がある作品はそれだけ売り上げが見込めますから。
コンテスト1位なんて、最高の話題じゃないですか。そのコンテストが有名なコンテストならなおさら。有名じゃないコンテストだって、そこで受賞した作品なら間違いなく帯に書きますよ。ナントカコンテスト第一位! とか審査員特別賞受賞作品! とか。
本の帯を見ると、出版社が考えるその本の「ウリ」がわかります。
私の本も帯をつけて売られています。
残念ながらそこには「コンテスト受賞!」ということは書いてありません。

