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僕は、ヱッチな小説を書キてゐゑ
第9章 コンテスト受賞作の作り方

……と、繰り返してみたら名前がいっぱいのノートがあっという間にできあがる。
そして、それぞれの個性について考えてもいいし、エピソードについて考えてもいいし、そんなことしてたらあっという間に一本話をでっちあげられるぐらいの登場人物ができあがる。
もちろんのこと、そのままでは今回書きたい作品には使えないかもしれないから「コンセプト」を見直して、それに合うように少し修正をする。ファンタジーだったらこの人はどんな風だろうとか。
コンセプトとはそのためにある。
コンセプトに外れたことをやって出したアイデアをグイッと引き戻すために。
最初からコンセプトに沿って考えるから駄目なのだ。軌道は修正できるのだ。安心して出鱈目をやればいい。どうせまだ一人でプロット練ってる段階だ。人に見せるわけじゃなし(見せたってかまわないけど)。
そいでもって、あるいは、書き出した名前を合体させてみる。
フュージョン! 果たしてあなたの思い出の中の人物はどーなった?
と、遊びまくってやっていればいつしか羊さんたちは囲いの中に入っていく。
「プロット作り」という囲いの中に。
脳が動き出す。あなたの望む方向へと。
しかもけっこう楽しい♪ 日曜の昼なんてまだ何時間も先だったりする。
私が『羊を動かすには犬』と名付けて読んでいる技術です。
オリジナル技を編み出して下さい。

