この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
蕩けるようなキスをして
第41章 ずるい私
彼も訊いてこなかった。
色々と訊かれるのを、覚悟していた。
問われたら、全てを正直に話そう-腹を括(くく)っていたけれど。
何も、言ってこなかった。
憔悴しきった自分の姿に、訊けなかったのか。
いつもの、優しさから。
自分が語った話の内容に驚いて、声が出なかったのか。
これもきっと、正しい。
そして、多分、後者の方が、より気持ち的に近かったのでなはないか。
何れにしても。
結果的に、そのふたつを最大限に利用したような形となり。
こちらから再度言う事もせず。
こちらから訊く事もせず。
言いたい事も。
訊きたい事も。
/1890ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ