この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
蕩けるようなキスをして
第38章 告白
それは、言えなかった。
温かなものに包まれて、言葉を失った。
「…りくっ」
自分を抱き締めてくれる彼の胸に縋り付き、華夜子は嗚咽を漏らす。
華夜子が大きな声を上げるのと、自分が一瞬迷った末に彼女を抱き寄せたのは、ほぼ同時だった。
それが、陸の不安を掻き立てる。
「…嫌なら」
-離す。
もう二度とはないかもしれない-そう、思っていた。
もう彼女を抱き締めるのは、自分の役目じゃないかもしれない-そう、思ってた。
でも。
泣いてる彼女を、放って、おけなかった。
もう触れてはいけないかもしれないけど。
もう触れたら嫌がられるかもしれないけど。
/1890ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ