この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
蕩けるようなキスをして
第38章 告白
それまで黙って陸の話を聞いていた華夜子は、ようやくその口を小さく、開いた。
「連絡なんか-」
-とってない。
-とりようがない。
例えとりたいと思っていたとしても。
例え何回メールを送信したとしても。
例え何十回コール音を鳴らしたとしても。
もう二度と、受信メールはこない。
もう二度と、通話ボタンは押されない-…。
短く呟いただけで。
華夜子は、すぐまた沈黙してしまった。
そんな彼女の返答を、彼が信じたかどうかは正直、微妙だった。
実際。
連絡なんてとりようがないのだから、限りなく事実なのだけれども。
それを信じるか、信じないかは、結局のところ、陸次第だった。
/1890ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ