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蕩けるようなキスをして
第37章 欲しいもの
その時には、流石に、彼女は自分を受け入れる?
受け入れて、口付けを交わしてくれる?
甘い考えが、脳裏に浮かぶ。
彼女と、今度こそ-そこまで考え、陸の眉間に皺が寄る。
虚しさが、瞬時に訪れる。
ついさっき、自らが、彼女に話したではないか。
今、彼女を抱き、身体は手に入れる事が出来ても。
今、彼女の心は、手に入らない。
あくまでも彼女は、自分との口付けを拒むだろう。
今の自分は、彼女の唇に触れる事は、叶わない。
それが、現実だ-…。
昂ぶったままの身体を持て余し。
それはとても辛かったけれど。
それでも陸は、彼女に向き合う。
そこまで頑なに拒絶する理由を、教えて欲しい-。
受け入れて、口付けを交わしてくれる?
甘い考えが、脳裏に浮かぶ。
彼女と、今度こそ-そこまで考え、陸の眉間に皺が寄る。
虚しさが、瞬時に訪れる。
ついさっき、自らが、彼女に話したではないか。
今、彼女を抱き、身体は手に入れる事が出来ても。
今、彼女の心は、手に入らない。
あくまでも彼女は、自分との口付けを拒むだろう。
今の自分は、彼女の唇に触れる事は、叶わない。
それが、現実だ-…。
昂ぶったままの身体を持て余し。
それはとても辛かったけれど。
それでも陸は、彼女に向き合う。
そこまで頑なに拒絶する理由を、教えて欲しい-。

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