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蕩けるようなキスをして
第33章 抱擁
「座らないの?」
部屋の真ん中で立ち尽くしていると、後ろから声を掛けられ、驚愕に肩が震えた。
誰が見ても、相当驚いているのが分かる、肩の痙攣。
案の定、背後から、呆れたような、落胆したような、様々入り混じったそれで嘆息される。
誤解させてしまった-華夜子は慌てふためいて、振り返る。
絶対信じてないだろう、疑惑の眼差しで一瞥される。
「…ま、いいけど」
-ほんとは全然良くないけど。
ぼそりと、付け足される。
陸は華夜子の横をすり抜け、部屋の中央に置かれたテーブルの上に、キーホルダーのついた部屋の鍵とビニール袋を載せた。
ここに来る途中、コンビニで買った飲み物が入っている。
次いで。
肩にかけてたトートバックを肩から外し、陸はフローリングの床に置いた。
「下に座る?それとも、ここ?」
言って、顎でベッドを示される。
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