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蕩けるようなキスをして
第32章 予約済み
「夏休みにさ、水族館行ったじゃん?その日以来のデートだと思えば、張り切りもする。…二週間近く振り?」
その笑顔に、平気なひとがいるのなら、教えて欲しい。
「…そうだっけ?」
彼に惹き込まれそうになり、視線を外し、素っ気なく答える。
こんなに間近に見詰められて。
これ以上は、身体がもたない。
急いで、広げてたノートや参考書、筆記用具を片付け始める。
-そう。
二週間振り。
あなたとこうして。
こうしてあなたとふたり、どこかへ行くのは。
俯き、鞄にしまう間にも。
あなたの瞳は、私を常に追い掛けてる。
机に頬杖を付き。
嬉しそうに、私を、見てる。
その笑顔に、平気なひとがいるのなら、教えて欲しい。
「…そうだっけ?」
彼に惹き込まれそうになり、視線を外し、素っ気なく答える。
こんなに間近に見詰められて。
これ以上は、身体がもたない。
急いで、広げてたノートや参考書、筆記用具を片付け始める。
-そう。
二週間振り。
あなたとこうして。
こうしてあなたとふたり、どこかへ行くのは。
俯き、鞄にしまう間にも。
あなたの瞳は、私を常に追い掛けてる。
机に頬杖を付き。
嬉しそうに、私を、見てる。

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