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蕩けるようなキスをして
第27章 約束
「すげー似合ってるよ、華夜」
陸は照れたように笑った。
ドアが閉まる。
電車が動き出す。
手を振り続ける彼が見えなくなるまで追いかけた華夜子は、電車のドアに映る自分と向き合った。
半泣きの顔。
半笑いの顔。
複雑な表情の自分。
前髪の少し横辺りに、彼が留めてくれた、それ。
小さなパールが沢山ついてて、真ん中には大好きな色、ブルーの薔薇。

『華夜に絶対似合うと思うよ』
『嘘なんか言ってない。だってほんとに似合うと思ったから』

ふたりで最後に見たお店の、バレッタだった-。






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