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蕩けるようなキスをして
第25章 デート
「あ、ごめん…!いや、う~ん、でも、さあ…?」
ひとり、かなり逡巡している様子だった。
そして、やがて。
食べに行こう-言い直そうとしたが、しかし、寸でのところで、どうしても首を縦に振る事が出来ない。
だって、パンケーキだよ?
お茶じゃなくて、れっきとしたランチだよ?
あの甘くて、異常な高さの真っ白な生クリームが横に添えられた、苺だのブルーベリーだの、バナナだのがこれでもかってくらい散りばめられた-あの、パンケーキ?
あれをご飯代わりに食べるって?
あんな甘いの、ご飯じゃないよね…?
甘い物が嫌いな訳じゃない。
だけど、それをご飯代わりには、やっぱ出来ない気がする。
そもそも今朝は朝食も抜かして来てる。
なんてったって、記念すべき初デートだし。
ひとり、かなり逡巡している様子だった。
そして、やがて。
食べに行こう-言い直そうとしたが、しかし、寸でのところで、どうしても首を縦に振る事が出来ない。
だって、パンケーキだよ?
お茶じゃなくて、れっきとしたランチだよ?
あの甘くて、異常な高さの真っ白な生クリームが横に添えられた、苺だのブルーベリーだの、バナナだのがこれでもかってくらい散りばめられた-あの、パンケーキ?
あれをご飯代わりに食べるって?
あんな甘いの、ご飯じゃないよね…?
甘い物が嫌いな訳じゃない。
だけど、それをご飯代わりには、やっぱ出来ない気がする。
そもそも今朝は朝食も抜かして来てる。
なんてったって、記念すべき初デートだし。

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