この作品は18歳未満閲覧禁止です

- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
蕩けるようなキスをして
第73章 RtoK
「まあ、華夜が『うん』って言おうが言うまいが、どっちでもいいんだけどさ」
「え…?」
「俺の心はあの教室で出逢った時から、もうとっくに決まってる。だから、華夜の意思なんて関係ない。華夜は俺に従うしかない」
-華夜は俺ものだ。
陸の囁きに、華夜子の胸が激しく波打つ。
「ひとめ見て自分のものにしたいと思った。絶対自分のものにしたいって思った。自分のものにしたら絶対に逃さないって。やっと自分のものにした。逃すつもりなんてこれっぽっちもない。俺から離れるなんて、もう許さない。もしも離れようなんてしたら-」
-滅茶苦茶にされるよ。
陸の喉が鳴った。
華夜子の頬が紅潮する。
「…め、滅茶苦茶ってっ」
激しく狼狽しつつ-それでも必死に抑えながら、華夜子は呟いた。
「え…?」
「俺の心はあの教室で出逢った時から、もうとっくに決まってる。だから、華夜の意思なんて関係ない。華夜は俺に従うしかない」
-華夜は俺ものだ。
陸の囁きに、華夜子の胸が激しく波打つ。
「ひとめ見て自分のものにしたいと思った。絶対自分のものにしたいって思った。自分のものにしたら絶対に逃さないって。やっと自分のものにした。逃すつもりなんてこれっぽっちもない。俺から離れるなんて、もう許さない。もしも離れようなんてしたら-」
-滅茶苦茶にされるよ。
陸の喉が鳴った。
華夜子の頬が紅潮する。
「…め、滅茶苦茶ってっ」
激しく狼狽しつつ-それでも必死に抑えながら、華夜子は呟いた。

作品検索
しおりをはさむ
姉妹サイトリンク 開く


