この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
蕩けるようなキスをして
第73章 RtoK
ティッシュで押さえるより先のキスだったから、陸の唇には薄っすらと淡いピンクの跡がついていた。
「そうなんだ?」
華夜子の言葉を受け、陸は自らの唇を親指で軽く拭い、その指を赤い舌先でゆっくりと舐めた。
その仕草に堪らない色気を感じ、華夜子の頬は真っ赤に染まる。
「華夜のなら全然気にしないけど。例えからかわれても、寧ろ嬉しい」
陸は事もなげに笑う。
「…私のじゃなくても気にしてなかったくせに」
何故だか不意に、乃愛との行為が頭に甦ってしまった。
普段はこんな事、もう思い出しもしないのに。
ぼそり、と。
暗く呟かれ、陸は華夜子を覗き込む。
「え?」
訊き返され、華夜子は急いで首を振る。
過ぎた事に妬いてる-そんな自分が嫌だった。
/1890ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ