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蕩けるようなキスをして
第72章 最愛
さっき教えてやっただろ。
その身体に散々教えてやったはずだ。
なのにまだ、そんなにも淫らに腰を振ってみせて。
忘れたなんて言わせない-。
華夜子に腰を合わせてしまいそうになる誘惑を、陸はやっとの思いで断ち切る。
「華夜」
その柳腰を陸は掴まえる。
動きを封じ込めるように両手で押さえ付けられては、華夜子も大人しくするしかない。
一心不乱に動いている時はどうでも良かったのに。
こうしていきなり現実の世界に引き戻されると、自分が今までしていた事への羞恥が急激に襲ってくる。
俯き。
顔を赤らめる華夜子の口唇を、軽く陸のそれが掠めた。
恥じ入りながらも、勇気を出して、華夜子は面を上げる。
視線が繋がれば、眩しいものでも見るかのように陸の両眼は狭まり、口元には笑みが浮かんだ。
その身体に散々教えてやったはずだ。
なのにまだ、そんなにも淫らに腰を振ってみせて。
忘れたなんて言わせない-。
華夜子に腰を合わせてしまいそうになる誘惑を、陸はやっとの思いで断ち切る。
「華夜」
その柳腰を陸は掴まえる。
動きを封じ込めるように両手で押さえ付けられては、華夜子も大人しくするしかない。
一心不乱に動いている時はどうでも良かったのに。
こうしていきなり現実の世界に引き戻されると、自分が今までしていた事への羞恥が急激に襲ってくる。
俯き。
顔を赤らめる華夜子の口唇を、軽く陸のそれが掠めた。
恥じ入りながらも、勇気を出して、華夜子は面を上げる。
視線が繋がれば、眩しいものでも見るかのように陸の両眼は狭まり、口元には笑みが浮かんだ。

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