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第71章 証

一日でも良かった。
先生と一緒になりたかった。
身も心も全てを先生に捧げ。
届を出して。
世間的にも認められて。
もう、誰にも何も言わせないふたりとなって。
私は先生とひとつになりたかった。
先生の隣りに名前を書いた瞬間から、私は先生だけのもの。
世間一般には遂に認められる関係にはなれなかったけれど、そう思っていてもいい？
誰が認めなくても。
私、たった一日だったけれど、高階先生と結婚していたって－。