パソコンから！ケータイから！スマホから！無料でどこでも気軽に楽しめる官能小説サイト

第69章 求める夜

言い終わりと同時。
それが彼女への答えのように。
陸はぎりぎりまで抜いたそれを、もうなんの躊躇いもなく、華夜子の花芯の中へ力任せに沈めた。
先程までの穏やかな交わりなど嘘のように、華夜子の身体が激しく揺れた。
「ああぁっ…！」
一瞬。
息をするのも忘れてしまう程の貫きに、更にもう一度、彼女の肢体がベッドの上に踊る。
「あっ、あっ、や…りく…っ」
両脚を折り畳まれ、熱い塊が深く、華夜子の蜜壺に根元まで埋まった。
快感を告げる露が溢れ、ふたりの繋がりを淫らに光らせる。
抽送を始めれば、粘着質な音が鳴り、あまりの愛液の量にそこは泡立つ。
卑猥な結合部分を上から見下ろし、陸は恍惚となりながら、ひたすら腰を振る。
欲しいと乞われ－自分の全てを彼女に与えたかった。