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蕩けるようなキスをして
第12章 乃愛
「…」
「炎天下にこんなとこで待ち合わせ?って思って。中の涼しいとこで待てばいいじゃんって言ったんだけど、待ち合わせてる相手の連絡先知らないからとか、なんとか…よく分かんない事ゆってたけどさ」
「…」
「まさか、華夜子と待ち合わせ-」
乃愛がこちらを伺った。
華夜子は微かに首を左右に振る。
「-だよね」
手にしていたスマホで時間を確認し、乃愛は弾かれたように面を上げた。
「やば。私そろそろ行かないと。これから彼氏とデートなんだ」
じゃ、良い夏休みを-華夜子と留以にそう告げ、悪戯な笑みを残し、乃愛は慌てて立ち去ってゆく。
そんな乃愛の後ろ姿を見送りながら、心の中で、彼女の話を反芻(はんすう)する。
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