この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
蕩けるようなキスをして
第63章 本と付箋
高階先生の綺麗じゃない文字を見詰めていて、閃(ひらめ)いた。
机の引き出しを漁り、奥から正方形の付箋を取り出す。
時間を掛けて、散々文面に悩んだ後(のち)。
気付かず、例え次の誰かにこの本を貸したとしても、先生が困らないように。
たった、ひとこと。

『ありがとう』

先生が貸してくれた本の、どのページにも貼られていないピンク色の付箋。
見付けやすいよう、わざと本からはみ出して最終ページに貼る。
気付いてくれるかな。
気付いてくれたらいいな。
明日は、高階先生の後期授業開始-。






/1890ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ