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蕩けるようなキスをして
第59章 蕩ける夜
「…私が、初めてだから。痛がってるから」
結局それが理由なのは-明白だった。
居たたまれなくなるが、それを救ったのは、他でもない彼だった。
「初めてで痛いのは当たり前だろ。華夜は悪くもなんともない。…それに、なんにもしてなくない」
「え…?」
「紛れもなく今こうして、華夜と繋がってる。それだけでもう、満足してる」
本心だった。
今夜はもう、十分だった。
「身体も確かに繋がってるけどさ。…なんかこう、心までも華夜とひとつになれた気がしてる」
陸の優しさに、涙が滲む。
「華夜も…もしも、そう思ってくれたらなって。思ってくれてたら…すげー嬉しいなって」
頭を撫でられ、華夜子は溢れる涙を抑えられなかった。
「…思ってる」
-私もそう思ってるよ、陸…。






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