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蕩けるようなキスをして
第59章 蕩ける夜
とろみを帯びた分泌液が、再度身体の奥から放たれた。
ショーツの中は、おびただしい愛液で満たされ、クロッチ部分をぐっしょりと濡らしていた。
濡れた布はそこに張り付き、彼女の秘部の形をくっきりと浮かび上がらせていた。
それは常夜灯の中でも十分過ぎるくらい、確認出来た。
初めて目にする卑猥な彼女の姿。
初めて嗅ぐ彼女の濃厚な女の匂い。
今夜はもう-待てなかった。
こんなにもそそり立ち、既に先走って濡れているものを鎮める方法なんて。
そんなの、ひとつしかない。
陸は、ただひとつしか知らなかった。
最後の一枚は、時間をかけて、許可を得てから脱がそうと思ってた。
けれど実際は。
許しを請う事もなく、陸は両手を華夜子の下着にかけた。
最早なんの迷いもなく引き下ろしにかかる。
自分自身を慰める夜に、淫らに想像し続けた彼女の花芯が、遂に晒される瞬間だった。
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