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蕩けるようなキスをして
第59章 蕩ける夜
華夜子が笑えば、陸は不思議そうに問う。
「…いつの間に?」
ここに来るまでに、彼女が誰かに電話をしたり、ましてやメールをするところを見ていない。
夕飯を食べたファミレスで、トイレに立った時にだろうか。
思いを巡らしていると、華夜子がちょっと恥ずかしそうに告げた。
「イヴの約束を陸とした日に。その日の夜に、お母さんに言ってあったの」
-友達のアパートに泊まるから、って…。
華夜子の告白に、陸の瞳孔が開(ひら)いた。
「まさかさ、彼氏の所に泊まるとは流石に言えないから、友達って事にしたけど。…でも、とにかく、今夜は無断じゃないから、安心して?」
言い終わりと同時。
今度は陸から、華夜子に口付けた。
「…そんな前から?」
-今夜、一緒にいてくれるつもりでいたの?
込み上げるものが、陸に押し寄せてくる。
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