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蕩けるようなキスをして
第59章 蕩ける夜
「…華夜からそんな事を言われるなんて、思いもしなかった」
陸に心底驚いたように言われ、華夜子の頬は完熟した果実のようになる。
「段々、積極的になってきたじゃん。その調子だよ、華夜。俺、すげー嬉しい」
冗談なんかじゃなく。
本気で感動してる陸の様子に、華夜子は慌てて開口する。
「ちが…違うっ。そーいう変な意味じゃなく…!」
華夜子の言い訳など、陸は端(はな)から聞こうなどとしておらず。
陸は少し躊躇のもなく、華夜子に馬乗りになったまま、着ていたグレーのニットに手をかけた。
そしてその下に着てたカットソーごと、一気に脱いでみせる。
脱いだ上着は、彼女のものと同様に、床へ放り投げた。
最初、呆気にとられていた華夜子だったが。
明るさを控えた室内とはいえ、初めて見る彼の身体に思わず、釘付けとなる。
その視線に素早く気付いた陸は、誘惑するような表情で華夜子を見た。
何をやっても様になる彼のその姿は-女の自分よりも遥かに、色気を漂わせていた。
陸に心底驚いたように言われ、華夜子の頬は完熟した果実のようになる。
「段々、積極的になってきたじゃん。その調子だよ、華夜。俺、すげー嬉しい」
冗談なんかじゃなく。
本気で感動してる陸の様子に、華夜子は慌てて開口する。
「ちが…違うっ。そーいう変な意味じゃなく…!」
華夜子の言い訳など、陸は端(はな)から聞こうなどとしておらず。
陸は少し躊躇のもなく、華夜子に馬乗りになったまま、着ていたグレーのニットに手をかけた。
そしてその下に着てたカットソーごと、一気に脱いでみせる。
脱いだ上着は、彼女のものと同様に、床へ放り投げた。
最初、呆気にとられていた華夜子だったが。
明るさを控えた室内とはいえ、初めて見る彼の身体に思わず、釘付けとなる。
その視線に素早く気付いた陸は、誘惑するような表情で華夜子を見た。
何をやっても様になる彼のその姿は-女の自分よりも遥かに、色気を漂わせていた。

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