この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
蕩けるようなキスをして
第59章 蕩ける夜
「私、ほんとに大丈夫だから、もう自分を責めたりしないで…?」
華夜子がやんわりと語りかけるが、陸は浮上出来ない。
「優しくしてくれてたよ。嫌じゃなかった。痛くもされなかった。怖いとも思わなかった。だから、なんの問題も」
痛みどころか-快感を。
こういう行為が、こんなにも心地良いものだなんて、当然だが知らなかった。
この先もっとしたら、どんなに気持ちがいいのだろう-不安の中、確かに期待してた。
「陸がいつまでもそんなだと…私もいつまでも、落ち込んでいないといけない」
「華夜が…?」
-どうして?
陸は華夜子を見た。
「だって。ほんとに言う気なら、いつでも言えたから。例え陸が今は聞いてくれなそうだったとしても、大声で叫ぶ事だって出来た訳で」
「…」
「陸になかなか言えなかったのは、私の方の問題で。…その、引かれないかなって」
小さな、小さな、華夜子の声が-陸には理解出来なかった。
/1890ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ